明治OB田村と早稲田OB山中が見守る中で -関東大学対抗戦-

今シーズンの早明戦NHKで観るべきか

普段テレビ観戦する場合は、NHKでやっていようとも、J SPORTSで観戦するのがわたしの楽しみ方。ですが、明日の早明戦だけはNHKをついつい観てみたくなりました。

日本代表としてワールドカップで活躍した明治OBのキヤノンSO田村、早稲田OBの神戸製鋼FB山中がNHK中継での解説を行うとのこと。

両者は4年生の時、大学日本一のSOはどっちか決めよう、と言っていたようなライバル。山中がFBで覚醒したことにより、その2人が同じ桜のジャージを着て揃ってプレーしていたわけです。

今年の両校にも逸材が揃っており、いずれは日本代表として23年のワールドカップフランス大会に出場している、なんてこともあるかもしれません。

 

現在の星取表

さてまずは最新の星取表から。

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https://www.rugby.or.jp/univ/sheet/1410/

試合は観戦できていませんが、今日の時点で慶應が帝京に勝利し、筑波が青学に勝利したことで、対抗戦の順位は3位帝京、4位筑波は決まりました。

(帝京が早稲田に敗れた際は非常に不気味でしたが、3連敗となると、ピーキングの一環とは言えず、怪我人の多さが響いていると言ったほうが良さそうです)

明日の早明戦で勝利した方が1位となり、大学選手権の左側の山型に入り、関東大学リーグ戦の1位、東海大学が大きな相手となります。2位となった場合、3位帝京や、関西大学リーグ戦の1位、天理大学が待ち構えることとなるでしょう。大学選手権のことを考えると、1位も2位も厳しい戦いであることは間違いないので、明日は素直にザ・テストマッチとしての早明戦を楽しみましょう。

 

充実の明治を早稲田がどう崩すか

先日記載しましたが、

なんでもできる明治は充実の時を迎えていると言えます。キャプテンHO武井のキャプテンシー、SO山沢の落ち着き払ったゲームマネジメントは大学レベルを超えていると見ています。FWはあの帝京のフィジカルに充分に立ち向かえました。BKも山沢を中心に、大きく展開もできる。

明治に穴はない。ただ、あえて言うならば、苦しんできた過程がない。慶應にも帝京にも大きな失点をせず、するっと勝利してしまった。自信に満ちあふれているはず。ワールドカップでもそうだったように、あまりに上手く言った試合の次の試合は、苦しむことが多い。何か一つ歯車が違えるだけで、雪崩を打って総崩れしてしまう。

その点では早稲田は帝京にはもちろん、今シーズンは成績が今ひとつ上がっていなかった慶應にも早慶戦で追い詰められた。だが、勝利はできた。粘りのディフェンスが崩れなかったからだ。いっそ、早稲田はすべてのプレーの起点をディフェンスにするべきだ。自陣でボールを持ったらとりあえずコンテストキック。相手にボールが渡ってもいい。そこをタックルすることをアタックの起点とする。このくらいトガッた戦術を用いないと、充実の明治にプレッシャーはかからない。相手はディフェンディングチャンピオンだ。早稲田は完全なるチャレンジャーであり、プレッシャーは感じる必要は全くない。明治にプレッシャーをかけられるかどうか、前半の10分あたりで趨勢は判断できるかもしれない。FL相良のメンバー登録が無いのが残念だが、キャプテンSH齋藤直人、SO岸岡智樹を中心に王者明治を慌てさせたい。

 

さて、最後に、どうしてもこの話題が明日も取り上げられるだろうと思います。

早稲田のSH齋藤がサンウルブズへの参加を決めました。トップリーグに所属した上での参加なのかどうかはわかりませんが、記載したとおり、わたしは正しい判断だと思います。

そして、明日の早明戦に参加する4年生たち、大学選手権で活躍する4年生たち、あなたたちは絶対にサンウルブズを選択すべきだ。

9割外国人選手だと、わたしのような者はともかく、多くのラグビーファンは観てくれはしないだろう。ただ、若い日本人選手が多く居るとなれば話は別だ。ニュージーランドをはじめスーパーラグビーの各チームには日本で言えば大学生と言える年齢の選手が多数居る。その選手たちとの差を体で実感できるまたとないチャンスだ。

 

さらに付け加えるならば、齋藤がどこまで考えているかはわからないが、サンウルブズの勝敗に関わらず、個人として南半球3カ国に評価してもらえるチャンスでもある。サンウルブズが除外された後も、スーパーラグビーのチームからオファーがもらえるかもしれないのだ。サンウルブズに参加した外国人選手はそういったことを考えているやもしれないが、日本人選手にもその貪欲さが必要だ。

トップリーグ所属が悪いとは全く思ってないし、プロ化がなされるのであればそこで充分実力は高められるはずだ。ただ、スーパーラグビーのレベルにリーグとして到達するにはかなりの時間を要する。既に南半球の選手がやっているように、日本と南半球各国を行き来できるような仕組みを同時に構築して欲しい。

ラグビーワールドカップ日本大会で活躍した桜の戦士はトップリーグに参戦し、日本のファンを拡大することに貢献していただきたい。だが、これから日本代表になろうという若い選手はそんな配慮は不要だ。貪欲に自らを高められる環境を選択して欲しい。

そんなことを考えながら、早明戦NHKで観よう、かな。J SPORTSも録画はしておこ。