【ラグビーワールドカップ2019】Match 47 誇るべきブロンズメダル -ニュージーランド対ウェールズ-

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J SPORTSの解説、藤島大さんも仰っていましたが、返す返すも、準決勝でこの姿を観たかった。ことごとくうまくいかない時間でも、焦らず対応できる「経験者」の力をこの日のニュージーランド代表オールブラックスには観ました。

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プレーうんぬんはもはや語る必要はないですね。レッド・ドラゴンウェールズ代表も手負いの中、試合巧者ぶりを遺憾なく発揮し、オールブラックスの一方的な試合になるようなことはなく、最後までしびれる試合でした。特にSOリース・パッチェル、WTBジョシュ・アダムスにはこれからのウェールズ代表を牽引していく力強さを観ることができました。

失意の中、見事なパフォーマンスを観せてくれた黒衣の戦士たち。WTBベン・スミスの視野にはいったい何が見えているのかと思うほど、ウェールズディフェンスを切り裂いていました。右ウイングでありながらグランド中央左よりまで移動し、一気に右斜に切り裂きながらトライラインに届く。2本目は、もうあうんの呼吸。ハイランダーズで共にチームを牽引してきたSHアーロン・スミスからの矢のようなロングパスを、当たり前のようにキャッチし右サイドを駆け上がりトライ。中央でのラックから、こんな展開を準決勝でもしたかったんだろうな、と思わずにはいられない。

両センターも秀逸でしたね。これを最後にラグビーリーグに戻るような報道がなされているCTBソニー・ビル・ウィリアムストップリーグ、クボタダイナボアーズに来てくれるCTBライアン・クロッティ。クロッティの安定感、一貫性はこの試合でも変わることはありませんでした。最高潮に達したのは後半直後。ソニー・ビル・ウィリアムスが二人のタックルを受けながらも、ふわっとしたキャッチしやすいオフロードをクロッティが受け取りトライラインを超える。

たらればでしかありませんが、準決勝のCTB、WTBの若手4人の中に、それぞれクロッティをインサイドセンターに、ウイングどちらかをベン・スミスに、そしてこの試合ミス無しの18タックルを決めたFLサム・ケイン。これら選手を先発で置いていたらどうなっていたのかなと考えずにはいられません。

プレイヤーオブザマッチにはLOブロディー・リタリック

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神戸製鋼コベルコスティーラーズでもその有志が観られますね。もちろんキャプテンNo.8キアラン・リードトヨタ自動車ヴェルブリッツで、FLマット・トッド東芝ブレイブルーパスで、この試合には出場はありませんでしたが、LOサム・ホワイトロックパナソニックワイルドナイツで、トップリーグ2020シーズンで日本ファンはまだまだ観られます。

今後のオールブラックスに期待しつつ、トップリーグでそれぞれのチームに別れ激突する、元黒衣の戦士たちの戦いを楽しませていただきましょう。