【ラグビーワールドカップ2019】Match 42 下馬評では事実上の決勝戦だった -ニュージーランド対アイルランド-

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https://www.allblacks.com/news/all-blacks-team-named-for-quarterfinal-against-ireland/

今大会も優勝候補筆頭はニュージーランド代表オールブラックスそのオールブラックスに過去1勝もできていなかったが、ここ数年で2度勝利しているアイルランド

これまでの対戦成績は、ニュージーランド代表オールブラックスの28勝2敗1分。この2敗が上記の通り、前回大会から今大会までの間での試合となります。

開幕前の下馬評通り、プールAをアイルランドが首位通過していれば、この対戦は決勝戦もしくは3位決定戦になっていたはずですが、日本代表の躍進により、準々決勝での組合せとなりました。

それではまずはアイルランド代表から。

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CTBバンディ・アキが出場できないため、サモア戦では13番だったCTBヘンショーが12番、13番はCTBリングローズ。あとは要所をベテランで固めてます。6番にはFLバーンではなくB&Iライオンズの対オールブラックス戦でゲームキャプテンを努めたことのあるFLピーター・オマーニー、好調のFBラーマーではなく、FBロブ・カーニー、それぞれを先発起用。オールブラックスに対する勝利を経験しているメンバーを配置してきました。日本戦で欠場したもののサモア戦の前半でその存在感を見せ付けた、SOジョナサン・セクストンはオールブラックスにとっても最大の脅威。

対するニュージーランド代表オールブラックスの布陣。

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LOブロディー・リタリックが間に合ったことは本当に大きい。リザーブのLOスコット・バレットも台頭著しいですが、ワールドカップの経験値が積み重なります。すっかり6番が定着したFLアーディー・サヴェアの粘り腰のボールキャリーが観たい。13番にCTBグッドヒューを置き、迷いどころの12番は南アフリカ戦で好調だったCTBレイナート・ブラウン。

そして何と言っても、ほとんど反則に近い、SOリッチー・モウンガとFBボーデン・バレットの併用。控えには超インパクトプレーヤーのCTBソニー・ビル・ウィリアムスとユーティリティBKのCTB/WTB/FBジョーディー・バレット。どちらかがモウンガと交代し、ボーデン・バレットがFBからSOへ。そしてオールブラックスの展開ラグビーにまた一つ変化が生じ、相手を混乱させていく。。。ボーデン・バレットの快速がなせる技ですね。

2016年のシカゴでの試合は、グラウンド幅が若干狭く、オールブラックスにとっては展開ラグビーがしづらい環境でもあり、やや粗いゲームになった記憶があります。

2018年ダブリンの試合がおそらく参考になると思われますが、アイルランドとしてはロースコアで運びたい。点の取り合いになっては後半20分でオールブラックスに突き放されるでしょう。自慢のFWでゴリゴリ押し込み、ペナルティをもらって3点を刻んでいき、アドバンテージを持った状態でコンテストキックを蹴るなど、リスクを犯してトライを狙う、オールブラックスと戦う場合はどこも一緒な気がしますが、これをどこまで遂行できるか。

日本代表に敗れたことがアイルランド代表にどのような影響をもたらしているのか、セクストンも加わり、この試合で真のアイルランド代表が観られると思います。

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